九州電力㈱
代表取締役社長執行役員
KYUDEN i-PROJECTは、九電グループのイノベーション推進の取組みとして2017年1月から開始しました。新たな事業やサービスを生み出すことや、組織風土の形成や人材の発掘、育成を図ることを目的として推進しています。
KYUDEN i-PROJECTを推進する上で、私たち経営層が全面的にバックアップをすることが大切だと思っています。私は、機会を捉えて、どのような業務においても「チャレンジ」「スピード」「イノベーション」を意識して取り組んでほしいというメッセージを発信しています。失敗すると誰もが不安に感じるものですが、失敗の中から得られるものも大変多いですし、その積極性を高く評価すると伝えることで、安心してチャレンジできる環境を整えたいと考えています。
私たち九電グループには九州が保有するポテンシャルを活かした地域・社会の持続的発展に貢献する使命があります。そのためには、従来のやり方に捉われない柔軟な発想を持った人材が必要です。KYUDEN i-PROJECTを通して、このような人材の育成ができており、今後、活躍が期待できる多くの人材を輩出できると確信しています。
また、KYUDEN i-PROJECTではオープンイノベーションに多様な分野でチャレンジしています。ビジネスがグローバルに展開し、さまざまな価値観が存在する中においては、他企業や自治体のみなさまと力を合わせ、新たな価値を生み出していくオープンイノベーションが大変有用だと感じています。
オープンイノベーションでは、双方の強みやリソースを活用し、九電グループのみでは実現し得ない新しい分野にチャレンジすることで、多種多様なニーズに応えられると考えています。対象領域もエネルギー分野にとどまらず、幅広い分野で可能性を探っていきますので、その中で良い協業に結び付けられたら大変嬉しく思います。
KYUDEN i-PRO JECTでは、立ち上げ当初から世界トップレベルのアドバイザーや戦略的パートナーシップを締結しているベンチャーキャピタル、金融機関、ベンチャー企業など、多くの方々とネットワークを作り、共創しています。九電グループのイノベーションの取組みに共感いただき、大変心強い存在です。
今後も九電グループがお客さまから必要とされる存在であり続けるためには、新たな事業やサービスを生み出すことで新たな価値を提供し、九州からアジア、そして世界の発展・成長につなげていくことが必要です。
九電グループ理念である『ずっと先まで、明るくしたい。』という思いを大切にし、九州から未来を創っていきたいと思います。
九州電力㈱
代表取締役社長執行役員
weevプロジェクトリーダー
Qottabyプロジェクトメンバー
TEQNICO プロジェクトリーダー(当時)