先生と生徒と場所をつなぐ、新しい学びのカタチ。

　「自分が欲しかったサービス」これに尽きます。
　学生時代から続けているトランペット。たまにはきちんと先生に習いたいけど、自分に合うレッスンってなかなか無い。知人の先生に相談してみると、「教えてもいいけど場所が無いのよね、借りると高いし…」。
　一方で、世の中はシェアリングが当たり前になってきていました。施設を持っている人に空いた時間を提供してもらうのはどうか。しかも、提供者はお客さまとの接点増にもつながり一石二鳥ではないか。
　そこで九州電力の営業所などを活用し、学びたい生徒と教えたい先生をマッチングするサービスを考案することに。
　事業化の検討時には、音楽に限らず様々なジャンルの先生にヒアリングしました。その中で、場所の確保だけでなく、その他の様々な作業（集客、予約受付、受講料授受など）が大変であること、これらが楽になるサービスならお金を払ってもいいこと、が分かりました。
　検討に当たっては、法律面の課題や新型コロナリスクなど、様々な難題がありましたが、「自分が欲しい」という信念のもと、無事に事業化までたどり着くことができました。